牧場での近況コメントは満口馬にしては良い物が多く、また、追い切りの動きも秀逸で素質を感じていた我らが愛馬ベルディーヴァですが、2歳夏の調教中に右後肢の第一趾骨を骨折し全治1年間の診断(>_<)。 デビューできるかも危ぶまれました。
そこからなんとか順調に回復し、約1年遅れのデビュー戦では、出負けして二の脚もつかずポツン最後方からの競馬。ここから直線だけで9頭を交わす素晴らしい脚を見せてくれるもののそこまでの9着。それでも素質は十分感じられましたし、もっと競馬上手になればやはり2つ3つは勝てる馬だと確信できました。
2戦目は初戦で大きく出遅れて競馬に参加できなかったことから、ゆったり走れる2000mに出走し、しかも前4番手の良いポジションが取れましたが、結果的に距離が長く最後で脚が上がってしまい10着大敗と優先権すら取れませんでした。
3戦目は芝のレースには出走が難しいことからダート1700mに出ましたが10着とこれまた大敗。距離も長く、砂を被るのを嫌がるのでダートは難しいように思えました。
そしてついに負ければ終わりのスーパー未勝利戦に出走。その週のスーパー未勝利戦はベルディーヴァの適鞍と思われるのは芝1600mとダート1400mの2鞍。どちらかと言えばダートよりも芝向きですが、今までの走りから距離は少しでも短い方が良いということで高野友和先生はギリギリまで相手関係や乗れるジョッキーを比較検討。結果的に想定段階でも明らかに弱面揃いでしかも当時全国騎手リーディングトップで98勝も挙げ絶好調の福永祐一騎手を確保できたダート1400mに出走。抜群の騎乗で見事に1番人気馬を競り落とし優勝!!最後の最後で早々の引退を免れました。
ベルディーヴァはなんやかやと言ってもそこまでは9着10着10着と全く結果が出ていませんでしたから、ここもある程度負けてしまうと地方転厩も何もなく、即日引退が濃厚でした。優勝であればだれもなんの文句もありません。現役が続行できます。嬉しかったですねぇ。
馬体は素晴らしいですし、兄のマーティンボロも3歳8月で勝ち上がり現在重賞2勝馬です。母の晩年の産駒は昨今晩生で、これからの成長が楽しみです。おそらくあと2つは勝てる馬だと思います。
昇級初戦は16頭立ての6番人気。出遅れて8番手追走。最後までジリジリと伸びていますが人気通りの6着。しかし、3着馬とはハナ、クビ、クビ差とほとんど差は無く、勝ち上がったレースよりも時計も確実に詰めています。
そして休養明けの前々走はこれまでは脚元への不安から馬なり調教ばかりだったものが初めて毎週一杯に追い切られ強い負荷をかけることができました。追い切りの動きも坂路で終い11秒台を計時するなど過去最高。馬体重の増加共々成長を感じます。その状態通り2番人気と人気を背負っての2着!!競馬ブックのスピード指数でも73.6と過去最高を記録しました。
前走は前々走でもハナ差だったクイーンズターフとの一騎打ちかと思われましたが、共に潰し合ってしまい伏兵の台頭を許してしまいました。
前走後、大きな疲れは見られないものの、中1週で激しい競馬をした後なのでいったん2月3日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。
優先出走権がありますので適度に戻されるとは思いますが長引かないで欲しいですね。とにかく夏のクラス編成までに1つ勝って降級の権利を得たいものです。
以下は4月28日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
27日に栗東トレセンへ帰厩しました。28日は軽めの調整を行いました。「水曜日に無事帰厩しており、今日は角馬場で体を解してから、坂路でゆったりと乗っています。戻って来たばかりなのでまだ軽めのメニューですが、馬の雰囲気はなかなかいいですね。今のところは新潟の3週目にある牝馬限定戦を目標にしていく予定です」(高野師)5月14日の新潟競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)を目標にしています。
ということで、2月3日からリフレッシュ放牧に出されていたベルディーヴァですが、4月27日に栗東トレセンに帰厩したということです。
そして次走が5月14日 新潟7R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量を予定と発表になりました。
5月中に勝てば6月から500万クラスに降級できます。ラストチャンスになる可能性が高いですし現級2着の実績馬として何が何でも勝ちたいですね。
前走前 1月27日 栗東坂路 良馬場 末強めに追う
2回
助手
4F 54.2
3F 39.5
2F 25.5
1F 12.7
5月1日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 57.3
3F 41.3
2F 26.5
1F 12.8
5月4日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
2回
助手
4F 53.8
3F 39.4
2F 25.9
1F 12.8
サンテルモ(3歳未勝利)叩き一杯に同入
5月8日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 57.6
3F 41.5
2F 26.0
1F 12.5
ショウナンバローネ(古馬1000万下)馬なりを0.3秒追走同入
5月11日 栗東坂路 不良馬場 叩き一杯
2回
助手
4F 54.9
3F 40.1
2F 25.7
1F 12.5
ショウナンバローネ(古馬1000万下)叩き一杯を0.1秒追走0.4秒先着
5月1日、27日に帰厩後最初の追い切り時計を計時しました。まだ全体はゆっくりですが、終いまでしっかりと伸びていて良い動きですね。出走予定までまだ2週間ありますし、万全の状態でレースに出られそうですね。
5月4日、来週の出走になりますが、しっかり一杯に追い切られました。全体の時計は53秒台と水準級で、終いは12秒台。良い動きです。次走で決めて夏に降級して欲しいですね。中間がこの動きなら十分期待に応えてくれると思います。
デイリー馬三郎では”好気配B”と高い評価を頂戴しております。
以下は同日(5月4日)更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝はいつもどおり坂路を1本軽く上がってから、2本目に速い時計を出しました。ある程度強めに追って、終いも13秒を切ってきましたし、馬場が悪かったことを考えれば十分動いてくれたと思います。ちょっとレース間が空いたせいもあるのか毛ヅヤはまだくすんで見えるのですが、息づかいもいいですし、今朝しっかりと負荷をかけたことで見た目にも良くなってきてくれるのではないかと思います」(高野師)14日の新潟競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に出走を予定しています。
毛づやがイマイチのようですが、動きは悪くなく、高野友和調教師もおっしゃっているようにこの一追いで良化して欲しいですね。良化しなくても500万クラスなら力上位だと思います。
5月8日、全体の時計はゆっくりですが、格上馬相手に後ろからしっかりと伸びて同入しました。良い感じですね。勝って6月から降級したいですね。この動きなら夢ではないと思います。
5月11日、格上馬を後ろから追走して千切って先着しました。やはり能力はありますね。そして状態もかなりいいようです。
私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。脚元に不安のあったベルディーヴァが2週続けて一杯に追われていますし、これは調子や脚元の状態が良いからですし大いに期待したいと思います。最高評価ではない点は、これでもう少し全体の時計が速ければというところですが、元々ポンポンと時計を出す馬ではありませんし、我ながら少し辛口のジャッジだと思います。
競馬ブックでは”実戦並み併走で良”、デイリー馬三郎では”動き上々B”とそれぞれ高い評価をいただいております。
以下は同日(5月11日)更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝は坂路で終い重点に追い切りました。先週、4ハロンで53秒台としっかり時計を出しましたし、今週は新潟までの輸送も考慮してラストの反応を見る感じの内容でしたが、先週よりもピリッと動けていたと思います。今回は少し間が空きましたが、速い調教をこなしてきて毛ヅヤもだいぶ良くなってきましたし、いきなりから勝負になると思っています」(高野師)14日の新潟競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に鮫島駿騎手で出走を予定しています。
ということで、先週は毛づやがイマイチというジャッジでしたが、今週はそれも良くなり、しかも格上馬をアオるなど動きも良くいい状態のようです。高野友和先生がおっしゃるようにいきなりから勝ち負けして欲しいですね。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オールオブユー | 吉田隼人 | 3/05 500万 | 小倉ダ1000 | 7 | 7 | 3 | 8 | 3 | 3 | ||
優 | カオール | 中井裕二 | 4/24 500万 | 京都ダ1400 | 5 | 3 | 11 | 13 | 1 | 6 | |
クリノチョモラーリ | 木幡初広 | 5/01 500万 | 新潟ダ1200 | 12 | 15 | 15 | 12 | 13 | |||
コウエイテンペスタ | 北村友一 | 6/27 500万 | 阪神ダ1200 | 8 | 8 | 5 | 4 | 5 | 2 | ||
サンマルメジャール | 5/01 500万 | 新潟ダ1200 | 8 | 7 | 10 | 4 | 6 | 4 | |||
優 | セングウ | 岩崎翼 | 4/17 500万 | 福島ダ1150 | 3 | 5 | 3 | 10 | 10 | 5 | |
トリアンドリス | 勝浦正樹 | 5/01 500万 | 新潟芝1000 | 9 | 11 | 6 | 8 | 地 | 地 | ||
ニホンピロヘーラー | 5/01 500万 | 新潟芝1000 | 7 | 9 | 11 | 12 | 5 | 15 | |||
ヒデノヒロイン | 鮫島良太 | 4/24 500万 | 京都ダ1400 | 7 | 4 | 9 | 5 | 2 | 2 | ||
ベルディーヴァ | 鮫島克駿 | 1/30 500万 | 中京ダ1400 | 5 | 2 | 2 | 6 | 1 | 10 | A− | |
モンサンビアンカ | 宮崎北斗 | 1/17 500万 | 中山ダ1200 | 3 | 2 | 10 | 5 | 12 | 5 | ||
優 | ライブリヘイロー | 藤懸貴志 | 4/17 500万 | 福島ダ1150 | 5 | 13 | 10 | 12 | 3 | 10 | |
リナクリスタル | 1/30 500万 | 京都ダ1200 | 10 | 11 | 6 | 10 | 12 | 16 | |||
レディーピンク | 5/08 500万 | 新潟ダ1200 | 6 | 6 | 6 | 12 | 6 | 3 | |||
ワイエムテイラー | 津村明秀 | 4/28 交流 | 浦和ダ1400 | 4 | 5 | 12 | 8 | 7 | 14 |
表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート15頭のところに現在15頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”のジャッジです。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オールオブユー | 吉田隼人 | 3/05 500万 | 小倉ダ1000 | 7 | 7 | 3 | 8 | 3 | 3 | ||
優 | カオール | 中井裕二 | 4/24 500万 | 京都ダ1400 | 5 | 3 | 11 | 13 | 1 | 6 | |
コウエイテンペスタ | 北村友一 | 6/27 500万 | 阪神ダ1200 | 8 | 8 | 5 | 4 | 5 | 2 | ||
サンマルメジャール | 菱田裕二 | 5/01 500万 | 新潟ダ1200 | 8 | 7 | 10 | 4 | 6 | 4 | ||
増 | スナッチアキス | 藤田菜七子 | 5/01 500万 | 新潟ダ1200 | 4 | 4 | 4 | 6 | 7 | 6 | |
優 | セングウ | 岩崎翼 | 4/17 500万 | 福島ダ1150 | 3 | 5 | 3 | 10 | 10 | 5 | |
増 | トウカイマインド | 的場勇人 | 5/01 500万 | 新潟芝1000 | 8 | 7 | 11 | 10 | 6 | 5 | |
トリアンドリス | 勝浦正樹 | 5/01 500万 | 新潟芝1000 | 9 | 11 | 6 | 8 | 地 | 地 | ||
ニホンピロヘーラー | 国分恭介 | 5/01 500万 | 新潟芝1000 | 7 | 9 | 11 | 12 | 5 | 15 | ||
ヒデノヒロイン | 鮫島良太 | 4/24 500万 | 京都ダ1400 | 7 | 4 | 9 | 5 | 2 | 2 | ||
ベルディーヴァ | 鮫島克駿 | 1/30 500万 | 中京ダ1400 | 5 | 2 | 2 | 6 | 1 | 10 | A− | |
モンサンビアンカ | 宮崎北斗 | 1/17 500万 | 中山ダ1200 | 3 | 2 | 10 | 5 | 12 | 5 | ||
優 | ライブリヘイロー | 藤懸貴志 | 4/17 500万 | 福島ダ1150 | 5 | 13 | 10 | 12 | 3 | 10 | |
リナクリスタル | 西田雄一郎 | 1/30 500万 | 京都ダ1200 | 10 | 11 | 6 | 10 | 12 | 16 | ||
ワイエムテイラー | 津村明秀 | 4/28 交流 | 浦和ダ1400 | 4 | 5 | 12 | 8 | 7 | 14 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり
フルゲートは15頭。スタート地点は2コーナーのポケット。芝からのスタートだが、この部分での枠順の有利・不利はない。
最初の3コーナーまでの距離は525m、ゴール前の直線は354mと、ローカルの中では一番の広大なコースなので、各馬が能力を発揮しやすい。3〜4コーナーで極端に外を回されなければ大丈夫。
純枠にテンの加速力とスピードの持続力が問われる。
一方、レースは単調になる傾向があり、見ている方としては物足りなさが残る。
コース全体がフラットであるためか、最後の直線が長くても前に行った馬が断然強い。逃げ馬の連対率は50%を越え、単・複の回収率はともに100%を越える。
馬券の中心は逃げ、先行馬から入るのが筋で、穴も前残りを狙う方がいい。ミスタープロスペクター系の種牡馬の独壇場。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント スピードの持続力、血統 種牡馬ベスト ケイムホーム、メイショウボーラー、サウスヴィグラス 連対騎手ベスト 蛯名正義、北村宏司、石橋脩、柴田善臣、戸崎圭太 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分14秒3 1分14秒5 1分13秒4 2歳未勝利 1分13秒5 1分12秒6 1分12秒3 1分12秒9 3歳未出走 1分13秒5 3歳未勝利 1分13秒4 1分13秒2 1分12秒7 1分12秒8 古馬500万 1分12秒3 1分11秒8 1分11秒2 1分11秒1 古馬1000万 1分11秒5 1分11秒4 1分10秒8 古馬オープン 1分10秒8 1分10秒6 1分09秒6
今回もベルディーヴァの鞍上は前走に引き続き昨年デビューした2年目の鮫島克駿騎手です。
前走は良い位置につけますが、少し先頭に立つのが早いかな?と思いましたし、直線の追いの迫力が無く脚が上がってしまったベルディーヴァをなかなか持たすことができませんでした。まだまだ腕力は超一流のジョッキーに比べると見劣りしますがこれからビシビシとトレーニングを積んで力をつけて行って欲しいものです。それでも前走も5着ですから、取り立てて悪い騎乗とも思っていませんし、今回も良い騎乗を見せて欲しいですね。
2016年5月13日現在、JRA通算56勝、勝率7.5パーセント、連対率15.3パーセントとまずまず。重賞未勝利。デビューイヤーの昨年(2015年)は39勝、勝率7.5パーセント、連対率15.3パーセント。本年(2016年)はここまで17勝、勝率7.4パーセント、連対率14.7パーセント。現在負担斤量の減量は1キロ。
鮫島 克駿(さめしま かつま)は1996年10月18日生まれの19歳。佐賀県出身。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター浅見秀一厩舎に所属する2年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。
父は佐賀競馬の騎手の鮫島克也、兄はJRA騎手の鮫島良太。
2015年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得。同期には加藤祥太、野中悠太郎、三津谷隼人がいる。なお、外国人騎手のJRA通年免許を取得したミルコ・デムーロやクリストフ・ルメールも、JRA所属騎手としては同期デビューとなる。
2015年3月1日第1回小倉競馬8日5Rクリノジュロウジンで初騎乗(シンガリ負け)。同3月14日第2回中京競馬1日2Rタピエスで優勝し初勝利。初年度に39勝を挙げJRA最多勝利新人騎手賞を獲得した。
2015年デビューの新人騎手4人の2016年5月13日終了時点での騎乗成績は以下のとおりです。
鮫島克駿 56勝
加藤祥太 43勝
野中悠太郎 6勝
三津谷隼人 2勝
ということで、同期の中では最も勝ち星を挙げておられます。鮫島克駿騎手は50勝を超えたので減量は1キロになりました。
ほっさん愛馬での成績 (2戦0勝)
2016年 1月30日 ベルディーヴァ 500万下 中京ダ1400m 5着/2番人気
2016年 3月12日 グリューヴァイン 500万下 中京ダ1200m 2着/1番人気
2016年1月30日 中京7R 500万下で愛馬ベルディーヴァに騎乗する鮫島克駿騎手(2番人気/5着)。
競馬ブック
見解
「カオールの前走は勝ち馬に早目に来られて厳しい展開を考えれば、よく粘っていた。叩き2走目、1200メートルなら。ベルディーヴァも距離短縮は歓迎。鉄砲も利く。モンサンビアンカは力上位。リズム良く走れれば。」
短評は「波乱含み」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU リナクリスタル 穴 オールオブユー △ △ △△ スナッチアキス ▲ ▲ △ ▲ ワイエムテイラー △ 穴 セングウ ○ △ ○ ◎ ヒデノヒロイン △△ △△ ライブリヘイロー △ カオール △ ◎ ベルディーヴァ ◎ ▲ △ サンマルメジャール △ モンサンビアンカ △△ ○ △ ○ トリアンドルス ◎
あとは無印
予想オッズ
以下27倍以上省略
馬名 予想オッズ ベルディーヴァ 3.7 カオール 5.3 セングウ 5.5 モンサンビアンカ 7.0 ヒデノヒロイン 8.2 スナッチアキス 9.0 オールオブユー 9.9 トリアンドルス 21.0 ニホンピロヘーラー 25.2 トウカイマインド 25.2
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 ベルディーヴァ 74 69 74 66 カオール 71 54 50 67 セングウ 71 47 71 65 モンサンビアンカ 85 68 59 75 ヒデノヒロイン 77 60 56 66 スナッチアキス 79 67 71 71
デイリー馬三郎
本紙の見解
「発馬に課題の残る◎ベルディーヴァだが、現状は短距離でスピードを生かす競馬が合っている。休養明けでも攻めは十分で好仕上がり。鉄砲駆けも利くタイプだけに中心に推す。相手の本線には、安定感が増してきた○セングウを指名する。〈石渡〉」
◎ ベルディーヴァ
○ セングウ
▲ ヒデノヒロイン
× モンサンビアンカ
☆ スナッチアキス
△ カオール
ベルディーヴァは全13記者中 ◎(本命)印 10記者、〇(対抗) 2記者、△(6番手以下評価) 1記者
ベルディーヴァ(5着)
「テンに急がせることなく、スッといい形に持ち込めました。直線に入っても追い出しを我慢する余裕がありましたからね。完全な勝ちパターンだと思ったんですが・・・。」(鮫島克駿騎手・競馬ブック)
「ゲートも出てくれましたし、テンも無理することなく楽に先行することができました。直線も追い出しを待つくらい手応えに余裕があったんです。ただ、そこから伸びてくれてはいるものの、こちらが思っていたほどの脚を使うことができませんでした。未勝利戦を勝った時と同じような競馬ができましたし、うまくいったと思ったのですが…。人気にもなっていたのに期待に応えられず申し訳ありません」(鮫島克駿騎手・キャロットクラブ公式HP)
「スタートを決めて逃げ馬を見ながら自分の進路をしっかりと確保する。道中の形は良かったと思いますが、結果論ではあるものの、少し仕掛けが早かったのかもしれません。ただ、この馬の能力を考えるとそれでも押し切ってほしかったというのが本音ではあるのですけどね…。前走時よりも気合いが乗っていて状態は良かっただけに残念ではありますが、また巻き返していきたいと思います。この後については、中1週で使った後なのでまずは馬体をしっかりと確認してから検討していきます」(高野友和調教師・キャロットクラブ公式HP)
「馬なりで2番手につけて行きっぷり良く追走。4角も持ったまま回ってきて、直線に向いて先頭。1ハロン標手前でクイーンズに交わされても渋太く食い下がっていたものの、残り50メートルあたりで脚が上がってしまった。」(競馬ブック)
ベルディーヴァ
「前走は少し力んでいた分、最後が甘くなった。距離を短縮し、もうひと押しを。」(高野友和調教師・デイリー馬三郎)
「いい動きをしています。前走はハミを取り過ぎて、ラストで失速。1200メートルで改めて。」(高野友和調教師・競馬ブック)
ベルディーヴァは昇級してから6着(16頭)、2着(14頭)、5着(16頭)と常に上位の安定勢力です。ただ、パンチ不足であることは否めません。
今回のメンバーは抜けて強いメンバーはいませんが、ベルディーヴァと同様の着の馬ばかりで甲乙付けがたいというところです。ベルディーヴァにとって勝てるチャンスもありますが、逆に掲示板を外してしまう可能性もあるメンバーです。
とにかく5月中に1つ勝てば6月からまた現級に降級できますし、ハナ差辛勝でもラチ沿いを距離ロスなく回りでも良いので勝ちたいですね。最悪でも掲示板。そうすれば中1週でもう1度5月中に走れます。今回は長期休養明けで仮に凡走しても掲示板にさえ載れば叩かれた良い状態で次につなぐことができます。とにかく5月中に勝利です。追い切りの動きは良いですし、とにかく良い走りを期待しています。
ベルディーヴァの馬体重は前走マイナス16キロの464キロ。レース1時間前にこの数字を見た時には嫌な感じがしました。3か月以上もの休養明けですからねぇ。
ここ最近はずっと480キロで出走していましたし、2着5着と480キロで好走していました。いくらなんでも減りすぎだと思いました。ただ、パドックの映像を見る限りでは細いという感じではなかったですね。もっともある程度馬格のある馬ですし、小柄な馬のマイナス14キロほどは心配する必要がないのかも知れませんが・・・。
初めての競馬場だからかなんだか落ち着かない雰囲気でした。高野友和先生が事前に心配されていた毛づやは確かにあまり良いとは思えませんでした。
ベルディーヴァのスタートはイマイチで、押してポジションを取りに行くのですがなかなか二の脚がつかず、ようやく8番手のポジションにつけるといった感じでした。
道中は以前のように砂を被って嫌がっているのか手応えが悪く、鞍上の手が動きっぱなし。
4角では人気を背負っているので不利のない外に持ち出しますが、外の4番のスナッチアキスにアッサリと交わされ伸びるどころか失速し11着でゴール。テンも中も終いも全てが悪かったですね。どうしたのでしょうか。
今回のベルディーヴァの走破時計は1分13秒5良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分12秒0、勝ち馬の走破時計は1分11秒8でした。
ほぼクラス平均の走破時計の勝ち馬からベルディーヴァは1秒8も離されており負けすぎです。とても1番人気馬の走りとは思えません。これまで昇級してからはここまで崩れたことがなく、ショックも大きいですね。
ただ、大幅な馬体重減も輸送が影響したのなら、次はそれらがなければもっとやってくれると思います。
ベルディーヴァ(11着)
「輸送の影響があったのかも知れませんが、終始、馬がピリピリしていて、ゲートの中では何か焦っているようでした。1200メートルでしたが、この距離が合わないとは思いません。」(鮫島克駿騎手・競馬ブック)
「前回乗せていただいた時と比べてもなかなか行き脚がつかず、道中は追走するだけで精一杯でした。この距離が忙しいということではなく、今日は馬が終始ピリピリしていてゲートの中でもどこか焦ってしまっているような感じだったで、もしかしたら輸送の影響もあったのかもしれません。申し訳ありませんでした」(鮫島克駿騎手・キャロットクラブ公式HP)
「先週の競馬は、スタートで出遅れてしまい道中は馬込みで揉まれて実力をまったく発揮することなく終わってしまいました。新潟へ向かう馬運車の中からとにかくイレ込みがキツくて発汗も激しく、パドックで周回する頃には空気が抜けてしまったようにおとなしくなってしまっていました。いつも馬房の中でゴソゴソしてカイバ桶を破壊したり、顔を覗かせてはこちらを威嚇したりと、普段からとにかく元気のいい馬なのですが、長距離輸送の今回は逆にそれがアダとなってしまったようです。人気に応えられえず本当に申し訳ありません。レース後は肉体面の疲れは感じられず、減っていた体も元に戻っています。今度は輸送の短い阪神開催で使っていきたいと考えているのですが、優先出走権を逃してしまいましたし、短期でも放牧に出してリフレッシュさせようと思います」(高野友和調教師・キャロットクラブ公式HP)
ベルディーヴァ(11着)
「行きっぷりがひと息で徐々にポジションが下がる。3角からは押しても進んでいかなかった。細くはなかったが、久々で馬体減が影響したか。」(競馬ブック)
特別出走手当が39.9万円。1口で割りますと923円程度になると思われます。悪くても掲示板は確保してくれると思っていただけにあまりの金額の少なさに大誤算です。
まさかの優先出走権すら取れませんでしたから、5月中の出走は絶望的で、6月からの降級は事実上不可能となってしまいました。これまでの成績から500万クラスはいずれ勝ち上がってくれるでしょうが、それを合わせた2勝で終わってしまう可能性が濃厚になってきました。
私個人は芝でもう少しやれると思っていますので、いろんな条件を試して欲しいですね。
1番人気でしたし、勝てば6月に降級できましたしで期待が大きかっただけに11着大敗というのは力が抜けてしまいますね。それでも故障したわけではありませんし無事にコツコツ走ってくれれば、少なくとももう1勝はしてくれて歓喜の瞬間が訪れるでしょう。続く1000万クラスでもハンデ戦などならと思います。
デビュー前の下馬評が高かった馬だけにもどかしいですが、やはり2歳夏の骨折が大きかったですし、復活してくれただけでも感謝しないといけませんよね。
今回の一戦で輸送は難しいことが判明しましたし、それならば京都や阪神と言った関西圏で走らせてくれると思いますので、私としては競馬場で応援できる機会が増えて御の字です。
次は是非共また競馬場に応援に行きたいですね。関西圏なら今日ほど崩れることはないはずです。
頑張れベルディーヴァ!!期待しているぞ!!
2016年 1月30日 第7戦 500万下 中京ダ1400m (5着/2番人気) 写真多数付現地観戦レポート
2016年 1月16日 第6戦 500万下 京都ダ1400m (2着/2番人気)
2015年10月10日 第5戦 500万下 京都ダ1400m (6着/6番人気)
2015年 9月12日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1400m (1着/6番人気)
2015年 8月16日 第3戦 3歳未勝利 小倉ダ1700m (10着/5番人気)
2015年 7月12日 第2戦 3歳未勝利 中京芝2000m (10着/3番人気) ルクソール様撮影現地写真多数掲載
2015年 6月14日 デビュー戦 3歳未勝利 阪神芝1600m (9着/4番人気) 写真多数付現地観戦レポート